2008.11.06
老いも若きも悩むニキビ 青春のシンボルなんていわれたりしてるけど、そんなシンボルいらね~
今回はこのニキビについて いろいろな原因があるので予防や手入れで防ぐことができるかもw
にきび”は、「尋常性ざ瘡(ざそう)」という皮膚の病気です。顔や胸、背中などにブツブツとできる“にきび”は、毛包(毛の根元)が炎症を起こしている状態なのです。
ニキビの第一の原因は皮脂分泌過剰で、特にアンドロゲン(男性ホルモン)は皮脂分泌を促進させる作用があります。
皮脂を作る皮脂腺は、毛包と一体となって存在し、毛穴から皮脂を分泌します。皮脂腺から分泌された皮脂は皮膚に潤いを与え、皮膚を保護する働きがあります。(図1)
毛穴の出口がつまる(角化異常)と皮脂が出られなくなり、毛穴に皮脂がつまった状態になります。これを「めんぽう(面皰)」といいます。この「めんぽう(面皰)」は“白にきび”とも呼ばれ、全体が黄白色に見えます。(図2)
また「めんぽう(面皰)」には“黒にきび”と呼ばれるものもあり、それは毛穴が開いて中につまったものが黒くなった状態のことを言います。(図3)
毛穴につまった皮脂の中に「にきび菌(アクネ菌)」が繁殖すると、「めんぽう」は赤くはれてブツブツします。(図4)
この状態がさらに進むと、ウミをもつようになります。そして、毛穴の壁が破れて、皮膚の表面だけでなく皮膚の中も大変な状態になっています。(図5)
悪化させると、治ったあとに“にきび跡”が残ってしまいます。(瘢痕)
ニキビのメカニズムは、ざっとこんな感じです。 次はニキビ発生の要因や予防などのお手入れを紹介します。