2008.11.18
シャンプーで地肌や髪を清潔にするのは大切なことですが、洗い方が悪いと、キューティクルを傷つけてしまいます。
また、毎日シャンプーしていても、部分的に洗い残しがあると地肌トラブルの元になります。
洗い残しやすい部分は、耳の後ろ~襟足、女性の場合は耳の上辺りの頭回りです。
まんべんなく洗うことを心がけましょう
1.髪のもつれをとく
髪は濡れると絡みやすくなるので、あらかじめ、目の粗いブラシやくし、あるいは手ぐしでもつれをといておきます。髪がもつれたままシャンプーすると、洗うとき無理な力がかかり、ダメージの原因になります。
2.髪と地肌を十分に濡らす
シャンプーの泡立ちをよくするために、髪と地肌を十分に濡らし、予洗いします。これは髪を傷めず、地肌をまんべんなく洗うために、重要なポイント。シャンプーの泡は、汚れを落とすだけでなく、髪同士の摩擦を防ぐ役目も果たします。
3.たっぷりの泡で洗う
シャンプーを手のひらに取って、軽く泡立て、髪になじませたら、地肌を指の腹でマッサージするように洗いましょう。マッサージは地肌全体に行き渡るように、特に耳の後ろ~襟足、耳の上辺りの頭回りの地肌は、洗いにくく、洗い残しやすい部分なのでていねいに。髪はシャンプーの泡が行き渡れば、十分汚れが落ちます。
*地肌の汚れやベタつきが気になったり、爪を長く伸ばしていて地肌が十分に洗えなかったりするときは、地肌用洗浄ブラシを使いましょう、毛穴周辺の皮脂もすっきり落とすことができ、便利です
4.すすぎは十分に
シャンプーが残らないように、たっぷりのお湯でていねいにすすぎます。やはり、耳の後ろ~襟足、耳の上辺りの頭回り、生え際が残りやすいので、念入りに。
5.コンディショナーかトリートメントを
適量を手に取り、毛先から髪全体になじませ、その後、十分にすすぎます(シャワーなら30秒程度)。トリートメントは、髪になじませた後、しばらくおくと、さらに効果的
6.やさしくタオルドライする
髪をポンポンと軽くたたくような感じで、水気をふきとり、地肌を中心にタオルドライすると効率的です。髪同士をこすりあわせると、キューティクル同士がこすれ合って傷みやすいので、なるべく避けましょう