2008.11.17
無理にとかすと、枝毛や切れ毛の原因に
毎日のシャンプーやスタイリングなどで髪がこすれ合うことで、キューティクルは多かれ少なかれ、削れたりはがれたりしています。まして、髪を乱暴にとかしたりすることは、髪に大きなダメージを与えることに。
例えば、髪の根元から毛先まで一気にとかした場合、もつれは毛先近くに集まり、無理にとかそうとすると髪に大きな力がかかります。その結果、キューティクルがはがれたり、コルテックスが裂けたり切れたりして、枝毛や切れ毛になってしまうのです。
髪をとかすときは、毛先からゆっくりと
まず、毛先のもつれをていねいにときます。次に、髪の中ほどから毛先に向かってとかし、最後に根元からとかすようにします。
また、濡れた髪はとても傷みやすいので、目の細かいブラシやくしを通すのは禁物です。髪が濡れているときは、目の粗いくしやブラシで、軽く流れを整える程度にしましょう。
すべりを良くして、キューティクルのダメージを少なくする
濡れた髪は、表面のキューティクルがはがれやすい状態になっています。乾くまでの間、髪表面のすべりが良くなかったり、絡まったりする場合には、洗い流さないタイプのトリートメント剤などを使ってすべりを良くし、キューティクルにかかる負担を少なくするといいでしょう。